猛暑日、酷暑日は何度から?その上は?最多日数?世界の猛暑と世界一暑い場所は?
夏。今日も猛暑日です。
猛暑日って何度からでしたっけ?
酷暑日は?
世界で一番暑いのはどこ?
酷暑、猛暑になると、結局どうなる?
猛暑日、酷暑日は何度から?その上は?最多日数?世界一暑い場所は?
猛暑日、酷暑日の定義
猛暑日は、その日の最高気温が35℃以上の日を言います。
真夏日は、その日の最高気温が30℃以上の日。
その日の最低気温が25℃以上の日を、熱帯夜というそうです。
酷暑日は、猛暑日の俗称で、酷暑日という定義はありません。
尚、猛暑日の上のレベル、例えば最高気温40℃超えの日は、定義されていません。
最高気温36℃も最高気温41℃も、同じ猛暑日となります。
そこは、ちょっと納得いかないのですけれど・・・。
尚、ひと夏の猛暑日最多日数は、東京のデータですが2010年の13日が最多の様です。(気象庁のデータ)
2010年は真夏日の日数(猛暑日含む)も71日と~2018までで最高となっています。2019年はまだわかりません。
夏の間の71日、連続日数かどうかはともかく、2か月と2週間弱も最高気温30℃オーバーだった事になります。小学生の夏休みより多いのです。
猛暑日は13日。2週間弱ですね。
連続日数かどうかは問われていないため、毎日というわけではありませんが、真夏日となった71日のうち、13日は猛暑日だったということです。
これは、2010年のデータです。上のリンク先の気象庁のデータを見ると、多少の上下はあるものの全体的になだらかに増えていますので、今年は記録を更新!なんて可能性もゼロではないかもしれません。
世界の猛暑、酷暑、世界一暑い場所
日本の夏も暑いのですが、世界はもっと暑かったみたいです。
2019年6月にはヨーロッパで6月の観測史上最高気温を記録しています。
ドイツ、ポーランド、チェコでは最高気温38℃を超え、フランス南部など一部地域では45℃を超えて死者も出たそうです。
ヨーロッパでは2003年にも猛暑で7万人規模の死者が出ています。
ところで、世界で一番暑いところってどこでしょう?
世界気象機関が認定するのは、アメリカのデスヴァレー。最高気温56.7℃です。
ただしこれは1913年と古い記録。
新しい記録だと2017年にイランで観測された54℃。
衛星観測による地表面の最高気温はイランのルート砂漠。その温度70.7℃だそうです。
日本の熊谷の41.1℃が可愛く思えるのですが、デスバレーもイランも砂漠地帯で、乾燥しているため湿度は高くありません。
とにかく暑いは暑い、けれど、カラっとしています。
それを考えると、不快指数1位は熊谷かもしれません・・・
猛暑日にNGなこと
猛暑、酷暑、熱波。
そうなったときには、体を冷やすのが一番。
プールに飛び込むでも、冷たいシャワーを浴びるでも、冷水を足の付け根や首など大きな結果が体表に近い部分に当てるでも良いそう。
やってはいけないのが、アルコールの摂取。
脱水を催すため猛暑の時はNGです。しっかり体を冷やし、涼しくした室内で楽しみましょう。
それから、意外に扇風機もダメ。
気温35℃を超えた状態で扇風機に当たると熱波を当てる事となり、結果余計に暑くなるそうです。
熱中症の症状は、場合によってはめまいや吐き気、筋肉の痙攣など、重度症状が突然出ることもあるそうですので、十分な暑さ対策を!
まとめ
- 猛暑日はその日の最高気温35℃以上の日
- 酷暑日は猛暑日の俗称
- 猛暑日以上が定義されていないため最高気温40℃以上でも猛暑日
- 世界で一番暑いのはアメリカのデスバレー56.7℃
- 不快指数は熊谷かも!?