薩摩硫黄島ってどこ? アクセス方法やダイビングツアー、特産品など。日本の秘境100選の島。

 

 

薩摩硫黄島。

 

大隅半島の佐多岬の先に位置する有人島です。

 

戦争やら映画やらで有名な小笠原諸島の硫黄島とは別物で、薩摩硫黄島と呼ばれます。

 

どんな島なのか、調べてみました。

 

 

 

薩摩硫黄島へのアクセス、特産など

 

 

 

硫黄島は薩南諸島北部の島で、となりの竹島とともに鬼界海底カルデラの外輪山を形成する火山島です。

 

鬼界海底カルデラというのは、大隅半島の南東にある東西20キロ、南北17キロのカルデラで約7300万年前に噴火したとの事。海底カルデラの噴火した時期をどうやって調べたのかはちっとわかりません。

 

 

 

 

そんな海底カルデラの北側に頭を出した硫黄島。

 

人口は100人ちょっと。

 

鹿児島港からの定期船が2~3日起きにあり、本土から4時間。島内には薩摩硫黄島飛行場もあって鹿児島空港からセスナも飛ぶ。

 

東京ドーム250個分ほどの面積で、標高703メートルの硫黄岳は常時噴煙を上げる活火山です。

 

その活火山の硫黄岳から流れ出る硫黄の影響で、島の周辺の海域は黄色に変色しています。

 

 

古くは、平安時代に流刑地でした。所謂、「島流し」の先。

 

 

島内には椿林があり、椿油やせっけん、シャンプー、リンスが特産品として販売されているようです。

 

海に目を向けると、島の周辺は黒潮の影響を受け、イセエビ漁が盛んで好漁場であるものの、港湾設備の問題から小型船しか運用できず水揚げ量としては多くないとの事。

 

 

海に隠れて見えないが、カルデラの外輪山の上にあり、海底は地形の富み、日本ジオパークに認定、JTB選出の「日本の秘境100選」に選ばれる。

 

 

 

 

硫黄島のダイビング、海底地形

 

そんな薩摩硫黄島はダイビングスポット。

 

鬼界カルデラの外輪山に位置し、海に潜ればそびえ立つ海底の崖や、溶岩が急激に冷やされてできる柱状節理などなど。

起伏に富んだ地形を有します。

 

澄んだ水に、暖かい黒潮を影響で多くの魚群や魚影に出会えるそう。

 

 

とあるダイビングサイトによれば、

「海の中は大型回遊魚の群れをはじめ魚影が濃く透明度抜群。火山の島ならではのダイナミックな地形が魅力です。島内各所にある海に面した露天の温泉があるので、秘湯好きの方はぜひ。」

との紹介も → https://diver-online.com/archives/go_to_diving/3215

 

 

鹿児島はもちろん、福岡からのダイビングツアーも各スキューバダイビングショップが開催しているとのこと!!

 

 

 

まとめ

  • 薩摩硫黄島は東京ドーム250個分くらい
  • 活火山「硫黄岳」がある。
  • 椿油が名産
  • 日本ジオパーク、日本の秘境100選
  • スキューバダイビングスポット

 

 

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